おどりば

ロースペックうつ病患者のブログ。寛解をめざして!

『できる人』になりたくて焦ってる人にどうしても言いたいこと。

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こんにちわ、サユです。

世の中には『できる人』と呼ばれる人がいます。
仕事ができる有能な人のことを指す場合が多いでしょうか。

『できる人』になるための簡単な方法は『できる人を真似る』ことです。
『できる人の特徴』『できる人はここが違う』といった本や記事が多くの人に読まれるのは、誰もが『できる人』になりたいからでしょう。

 

私もかつては『できる人』になりたい、普通の人でした。
『できる人』になりたくて、『できる人の特徴』を読みまくったことがあります。
できる限り実践しようと頑張ってみたことがあります。

その結果、私が自己啓発されて『できる人』になれたかというと、答えはNOです。

いや、『できる人』になれなかっただけなら、まだ幸せだったかもしれません。

頑張った私の行き先はうつ病でした。

 

『できる人』になろうとして、『できる人の特徴』を真似しようとしてるけど、なんだかしんどい。
なんだか無理をしているような気がする。

そんな違和感を感じている人がいたら、私は声を大にして問いたい。

 「本当に、無理してませんか?」

 

『限りある時間を無駄にしない』の恐怖

そりゃ、無駄な時間を減らすことは大事です。
無駄が減ったら、その分、いろいろなことができますから。
自分が今やってることが無駄だな、って思ったら、他のことをしましょう。
自発的に無駄を削る分には、きっと何の問題もないのです。

しかし『できる人の特徴』『できる人はここが違う』などという言葉をネットで追いかけていると、こんな記述に出会います。 

時間の使い方は気を付けて下さい。
これを間違えると仕事ができる人には一生なれません。
全ての人間に平等に与えられている24時間で、仕事ができる人とできない人が存在する理由はここにあります。
時間の使い方が間違っているのです。
時間は投資です。
無駄な浪費はせずに何にどれだけ時間を投資しているかを意識しておきましょう。

http://仕事ができる人.com/page/1.php

これは一例にすぎませんが、こういう風に言われてしまうと、急に焦りを感じませんか?
一刻も早く自分の時間の中から無駄を無くして、その分を有効に使わなくてはならない!という、何かに追い詰められた気持ちになりませんか?

『よっしゃ、自分も頑張ろ!』と、すんなり受け入れられた人はそれでOKです。
何の心配もありません。
ですが、焦りと危機感を強く感じた人は、どうか注意してほしいのです。

 

私は『できる人の時間の使い方』に関する記述を読んで、強い焦りを感じました。
このままだと自分は『できる人』になれないと思ったのです。

当時は学生だったので、勉強のために使っていない時間は全て無駄だと考えました。
帰宅後、疲れて部屋の布団に倒れこむ時間。
夕飯の後、ぼんやりと食休みする時間。
やがては、睡眠時間も。

これらが無駄ではなく、自分にとって必要な休息時間だったということに気付けたのは、完全に体調を崩した後のことでした。
時すでに遅しってやつですね。

  

『できる人の特徴』はあくまで努力目標である

人間には個性という名前の限界があります。
しかし、私たちが想像する『できる人』に限界は設定されていません。

私は健康な時でも一日8時間の睡眠が必要でした。

「おそらく、毎日こんなに眠っている『できる人』はいないハズ!」

そう思って、健康だった私は睡眠時間を削りました。
眠る代わりに、勉強や情報収集を頑張りました。
そして「自分、できる人っぽい!!」と悦に浸っていました。

結果を見れば、それが大きな間違いだったことは言うまでもありません。

 

私のケースは少々極端な話なのかもしれませんが、
『できる人』というクッキーの型に無理矢理自分を押し込むような真似をすると、必ず歪みが生まれます。

『できる人』の真似をするのは構わないのですが、どうか、自分にできる範囲で『できる人』の要素を取り込んでいってください。

『できる人』を目指すあまり、無理して自分の形をぶっ壊すことがないようにしてください。

 

……なんて言うと、『甘え』という単語が聞こえてきそうな気がしますが、「できる人にならねばならない!!」と焦っている人は、間違いなく自分に厳しい人です。

無理はしても、甘えて怠けたりするタイプではありません。 

 

見るべきは『できない人の特徴』

『できる人』になる前に、『できない人』にならない努力をするべきだったと、今の私は反省しています。

例えばこの記事。

liginc.co.jp

『できる人』と『できない人』の両方について書かれていますが、
『できない人』についての記述にこそ注視するべきだったんです。

自分が『できない人』に当てはまっていて、確かにそれは良くないことだと思えたならば、実際に修正することにチャレンジしてみる。

どうですか?
いきなり『できる人』というスーパーマンを目指すよりも、よっぽど身近で、現実的な方法だと思いませんか?

『できない人』にならないことが、『できる人』に近付く第一歩です。
無いものを習得しようとするよりも前に、持っているものを良い方向に変えていけば、私のように自分の形がグチャグチャになってしまうことはないと思うのです。

『できる人』になりたくて焦ってる人へ。
無理をしないでください。
自分を壊してまで、理想を追い求めないでください。