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おどりば

ロースペックうつ病患者のブログ。寛解をめざして!

無性に氷が食べたい?それ病気かも!氷食症について経験者が語る。

その他

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こんにちわ、サユです。

今年の2月くらいまで、約1年半の間、私は氷食症でした。

お冷に入っている氷は基本的に食べる!
ドリンクに入っている氷も全部食べる!
口寂しくなったらとりあえず氷を食べる!

夏に冷凍庫の氷を食べ尽くして家族から苦情を受けることもしばしば。
仕方がないので製氷皿を増やして氷を一度にたくさん作れるようにしました。

それでも製氷が間に合わなくて、コンビニまでロック氷を買いに行ったこともあります。

学校の帰りにコンビニでアイスコーヒー用の氷入りカップだけ買って電車の中で氷をガリガリ食べていたこともあります。周りから見たら少々異常な姿だったかもしれません。
コンビニに行ってカップ氷が売っていないと怒りを覚えたりもしました。

とにかく美味しかったんですよ、氷が。
食べたくて食べたくて仕方がない。

「流石にこれは自分、ちょっとおかしいんじゃないの?」と思って調べた時に出会ったのが、「氷食症」という病名でした。

目次

 

 

氷食症ってどんな病気?

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病名の通り、氷食症とは氷が無性に食べたくなる病気です。
もう、食べたくて食べたくて仕方がないんです。暑いから冷たいものが欲しい、とかではなくて、氷が美味しくてたまらないんです。氷が大好物になってしまう感じ。

ジュースの氷まで全部食べてしまうクセがある人は珍しくないと思いますが、その程度では氷食症とは言えないのでご安心ください。
氷食症の人は、明らかに異常な量の氷を食べたがります。

具体的には、1日に製氷皿1皿以上食べるもの、という定義がなされているようです。

ちなみに私は、1日に4皿程度(氷の数にして70個以上)を毎日消費していました。製氷皿1皿なら余裕でしたよ。
ガムを噛むような感覚で氷だけを食べていましたからね。

 

氷食症は「異食症」という、栄養が含まれていないものが食べたくなってしまう病気の一種に分類されます。
「氷が食べたくなる」以外の異食症としては、「土が食べたくなる」「毛が食べたくなる」「紙が食べたくなる」などがあるそうです。
氷は普通に食品の一部として使用されるものなので、「土や毛と氷を同じ『異食症』にまとめられてしまうのは不本意だなぁ」なんて思いながら氷を食べていましたが、栄養にならないものをやたら食べてしまうというのは、やっぱり異常ですよね。

 

 

氷食症の原因は?

氷食症の原因は貧血、あるいはストレスであると言われています。

私もいろいろ調べたのですが、詳しいメカニズムは未だ解明されていないみたいですね。

ただ、「氷食症になったから血液検査を受けたら貧血だと診断された」という話は非常によく聞かれますので、まずは原因として貧血を疑うべきでしょう。
場合によっては、貧血を伴う別の病気が潜んでいる可能性もあります。

男性よりも女性に多い病気であるという報告がありますが、女性の方が貧血になりやすいからだと考えれば納得できる話です。

女性の中でも、妊婦さんが氷食症になる確率はさらに高いです。これは、お腹に赤ちゃんがいる分、貧血になりやすいからですね。
妊婦さんの貧血は赤ちゃんに悪影響を及ぼしかねませんので、氷食症になってしまった場合には警戒が必要です。

 

 

私は貧血ではなかった?

私は生まれてこの方、血液検査で貧血だという診断を貰ったことは一度もありません。

長期間にわたってうつ病の治療薬を飲んでいる私は、念のため年に一回は血液検査を受けるようにしているのですが、常にヘモグロビンは正常値の範囲内です。

氷食症=貧血の疑い、という話を聞いて、私は改めて近所の産婦人科で血液検査を受けました。が、やはり数値は正常値でした。

ただ、最近話題になっている、隠れ貧血というものがあります。

血液内にある鉄(ヘム鉄)は足りていても、体内に蓄えられている鉄(フェリチン)が不足しているために体調不良が引き起こされるものを、通常の血液検査のヘモグロビン濃度からは判断が難しいために「隠れ貧血」と呼ぶのですが、食生活を反省した結果、私はこの「隠れ貧血」であった可能性があります。

フェリチンの数値は通常の血液検査ではわかりません。
検査結果から判断できなくても、もし自分が貧血である可能性があると思うのであれば、鉄サプリを継続して服用するなどして鉄分の摂取を心がけるのが良いでしょう。
貧血は百害あって一利なしです!!

 

きっかけはストレスでした。

血液検査の結果は正常で、原因は結局よくわからないままでしたが、私が氷食症になったきっかけははっきりしています。

氷食症を発症する直前のことでした。
私はわずか一ヶ月の間に、私の人生に大きな影響を与えた人物を二人も失いました。

二人とも、その存在自体が私の生きがいと言えるような人でした。

立て続けに二人を失って間もなく、私は氷食症になりました。
氷をガリガリと食べながら「とうとう自分はおかしくなってしまったのかな」と思ったことを覚えています。

 

 

何故か突然治りました。

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時間さえあれば家でも電車の中でさえも氷を食べていた私ですが、ある日突然、氷が美味しくなくなりました。
氷を「食べ物」として認識しなくなったんです。
例えるなら、今までチョコレートに見えていたものが、突然石ころに見えるようになってしまったような感覚。

それ以来、氷だけをあえて食べるようなことはなくなりました。
本当に突然の変化でした。

何故治ったのか、よくわかりません。

一応、鉄分の多い食品を積極的に食べるようにはしていましたが、その効果がやっと出てきたということなのでしょうか。それとも、ストレスから立ち直るためにこれだけの時間がかかったということなのでしょうか。

1年半も続いた欲求が突然消えてしまったというのは、実に奇妙な経験でした。

 

 

氷食症の害。

氷食症は、氷を食べるだけの病気です。
体を冷やすことは望ましくありませんが、ただの氷ですから、それ自体に毒があるわけではありません。

恐ろしいのは氷食症よりも、その原因です。
氷食症は体が発する警告の一つだと思ってください。

 

氷食症自体の害としては、口の中への負担が過剰になるということが挙げられます。

氷を食べまくっていた時、私の口の中には常時、氷による切り傷がありました。さらに、常にどこかから出血している状態でした。時々口内炎にもなりました。健康上よろしくないことは間違いありません。

加えて、歯への負担も相当なものです。氷を噛み砕いたために歯が欠けた、差し歯が取れてしまった、などという話を複数耳にしましたし、実際に私の歯も少し欠けました。

口から血を流し、歯を欠きながら、それでも氷を食べてしまう。
……こんな風に書くと、氷食症ってちょっと怖い病気ですね。

 

 

氷食症になったら血液検査を!!

氷食症になったら、まずは貧血を疑いましょう。

私は血液検査から異常を見出すことができなかったので、鉄不足だったのか、ストレスによるものだったのか、結局わからないままでしたが…。
原因さえわかれば、あとは対処するのみです。何故か氷が食べたくてたまらないようになってしまったら、一度自分の体をしっかりチェックしましょう。

 

経験者の立場から言わせてもらうと、氷食症の人間に「氷を食べるのを我慢しろ!」というのはかなりツライ注文です。

個人的には、氷を我慢することによるストレスの方が負担が大きいので、無理に氷を我慢する必要は無いと考えます。
「所詮はただの氷だもんね!!」と開き直って氷を食べ続けた私ですが、特に健康面で問題は発生しませんでした(歯は欠けましたけれど!)。

氷食症の原因が消えれば、氷を食べたいという気持ちも自然と消えていくはずです。
大丈夫です、治る時は突然治りますから。

氷食症自体に思い悩むよりも、その原因を潰すことを考えてください!!