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おどりば

ロースペックうつ病患者のブログ。寛解をめざして!

デパスが嫌いです。頼りになるけどできるだけ飲みたくないです。

うつ病 うつ病-治療

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こんにちわ、サユです。

イライラしてどうしようもなく暴れたくなってしまう時や、不安に溺れ死んでしまいそうな時に、私が緊急手段としてお世話になっている頓服薬があります。
それがこちら。

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はい。デパスです。写真が下手なのはご容赦を。

いわゆる「メンヘラ」ならば誰でも、使ったことはなくても名前くらいは知っているんじゃないかというくらい有名な薬です。
私は頓服薬として、デパスジェネリック薬である「エチゾラム」を常時所持しています。

最近になって、デパス向精神薬に指定されるようになりました。
向精神薬に指定されると、処方数に制限が設けられたり、輸入や輸出が規制されたりするようです。

Twitterで「デパス」を検索してみると「デパスOD」発言がゴロゴロしていてゾッとします。マジでゾッとします。
どこまでが実話なのか怪しいものですが、こういうのを見てしまうと輸入や大量処方が不可能になるのは然るべきことなのだなぁと思わざるを得ません。
ほんの少量しか利用しない私にとっては「向精神薬に指定」と言われても全くピンとこない話なのですけれども。

デパスは別に危険な薬ではありません。
もちろん、ODすれば危険でしょうけれど、普通に用法用量を守って使う分には何の問題もありません。
しばしば、まるで禁止薬物でも使っているかのようにデパスの使用を語る人がいますが、そんなに大袈裟なものではないと思いますよ。
デパスだって数ある薬の中の一つに過ぎません。どんな薬だって大量摂取したら危険ですし、ね。

 

 

デパスが嫌いな個人的理由。

デパスは効きます。
イライラしてどうしようもなくなった時、パニックに陥りかけた時、デパスを飲むと覿面に効きます。
ですから私も何かあった時のためにデパスを持ち歩いているのですが、……私としては、デパスはできるだけ飲みたくないというのが正直な気持ちです。

頼れるけれど好きになれない薬、デパスについて、私の目線でつづります。

 

理由①:気持ちが不自然にフラットになる

デパスは本当に効きます。かなり強力な抗不安薬です。
飲むと一時的に高揚感を覚える人もいるようですが、私がデパスを飲むと、気持ちがフラットになります。上下からプレスされたみたいに真っ平らになります。
高揚感はありません。

悲しみも苦しみも感じない、でも喜びも楽しみも感じない。そんな感じ。

感情と思考がぼんやりと麻痺して、気持ちが沈まない代わりに浮き上がることもない。ただただひたすらにフラット。

確かに不安からは解放されます。
でも、それで元気になれるワケではありません。
私はデパスを飲むと少し眠くなるので、できればそのまま眠ってしまうようにしています。
デパスが効いた状態でやる気が出るはずがないんだから、だったら寝てしまおう、と。

暴走する感情を上下から押さえつけて力づくで落ち着かせる薬。
それが私がデパスという薬に対して持っている心象です。

不自然に真っ平らになった精神状態を、私は心地良いとは思えません。

 

理由②:死にたい気持ちになる

デパスを飲むと、不安から解放されると同時に、人生がつまらなくなります。
これは「気持ちがフラットになる」とも共通する話なのですが、生きていることを「楽しい」って思えなくなってしまうんです。
ぼーっとしてて、何も楽しくなくて、「あー、なんで自分生きてるんだろう、もう死にたいわー」って。

もちろん、実際に何か行動に移すようなことはしません。そんな気力は出ない状態です。ただ「死にたいなぁ」って考えてるだけです。だから大丈夫です。
大丈夫なんですけれども、「死にたい」って思いながら生きているのはしんどいです。

ちなみに、デパスを飲んだのに眠れないと、退屈過ぎて死にたくて何もできなくて、ちょっとした生き地獄を見ることになります。
……悪化してる?いやいや、発作的な症状が収まることが大事なので仕方がないのです。

 

理由③:依存性を感じる

デパスが切れる時って、わかるんですよね。
フラットになっていた気持ちが次第に波立ち始めて、暴れ始めて、デパスが切れたらまた不安の中に突き落とされるんじゃないか、っていう新しい不安に襲われるんです。
で、その不安から逃れるために、また飲みたくなってしまう。

デパスは嫌い」な私が、「また飲みたい」って思ってしまう。
それがすごく嫌なんです。
自分の思考がねじ曲げられている感覚がすごく気持ち悪いんです。

デパスは、依存性が強い薬だと言われています。
しかも、長期間服用することによって耐性がつきやすいペンゾジアゼピン系。
すなわち、使用を続けるうちに「効かない!もっとたくさん飲まなきゃ!」という考えを誘発しかねない薬だということ。
デパスのOD報告がTwitter上に絶えないのは、きっとその所為なのでしょう。 

……これだけ強い薬が、よく今まで向精神薬に指定されずにきたものだなぁ、なんて思ってしまいます。

 

 

薬にコントロールされないように。

デパスは頼りになる薬です。
飲めば絶対に落ち着くことが判っているので、私なんか、持っているだけでちょっと安心するくらいです。

飲んで楽になるならば、使用を躊躇う理由はありません。別に命に関わる薬じゃないんだから。
私も、不安で苦しくて溺れ死んでしまいそうになったら、嫌いだけど迷わずにデパスを飲みます。デパスを飲んだ後も苦しいけど、飲まないともっと苦しいから。

ただ、できるだけ飲まないようにしたい。
不安になったら、深呼吸するとか、ストレッチしてみるとか、薬に頼る前にできることは全部やってみて、その上でダメだったら薬に頼る、という姿勢でいたいと思っています。

薬に支えてもらうのは良いと思うけど、薬にコントロールされるのは、私は嫌です。

当たり前ですが、デパスを使うなら用法用量は守ってほしい。
もちろん、デパスに限らず全ての薬に対して言えることですが、危ない使い方はしないでほしい。

私は「OD?!けしからん!!」なんて説教できるほど偉くもなんともないので余計なことは言いませんが、せっかくの便利な薬なんだから、処方された全ての人ができるだけ正しく上手にデパスと付き合ってくれることを願っています。