おどりば

ロースペックうつ病患者のブログ。寛解をめざして!

発信することに意義があるっていう話。

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こんにちわ、サユです。

読者さんからのメールで、「発信してくれてありがとう」「体験をシェアしてくれてありがとう」と感謝されることがしばしばあります。

今では素直に「いやこちらこそ読んでもらえるだけで有難いのにメールまで送っていただいて有難うございますうううう」とメールに向かって思わず頭を下げてしまったりしている私なのですが、ブログを始める時には「こんな経歴をネット上に晒したらどんな目で見られるのか」ということをそれなりに心配していました。

「発信してくれてありがとう」というメールを初めて貰ったときには、ちょっと不思議な気持ちがしたくらいです。

当初、自分にできるのは「うつ病患者の視点から世の中に物申すこと」だと意気込んでいたので、ただ発信していることを感謝された時にまず思ったのは、有難いと思うより先に「ワタシ何モシテナイヨ??(´・ω・`)」でした。

「発信してくれてありがとう」という言葉を読者さんから繰り返し贈られて、「ああ、これは感謝されるに値することなんだな」と、学んだ感じです。
……「学んだ」というのは言い方がおかしいかもしれませんけれども。

 

 

「自分だけではない」

先日いただいたメールの送り主は、私とそっくりの境遇にある読者さんでした。
年齢もほぼ同じで、10年もしんどいのが続くとしんどいのが日常になってしまうとか、同じだー!って思いながら読ませていただきました。

その読者さんいわく、「これが自分だけではない可能性についてあまり考えたことが無かった」と。

メールを読んで、ほんの少し前の自分を思い出しました。
こんなダメ人間はきっとこの世界に自分だけだ、いつまで経っても寝てばっかりでしんどくてぐずぐず鬱々しているのなんて自分だけに違いない、と、そんな風に思っていたことが私にもありました。

今は、「まぁこれはこれで自分だから仕方ないな」と思える時間が長くなってきているのですが、人生の各段階で周りのメンバーから取り残される時にはいつも「自分だけが!」という強い孤独感と罪悪感と劣等感とその他諸々のもやもやした感情を覚えたものです。
一番最近だと、大学を留年する時にだいぶ苦しめられたっけ。

もしもあの頃、自分と同じような境遇で、同い年くらいで、それでも前向きに足掻いている人を私が知っていたら。
どんなにか勇気付けられただろうと思うんです。

 

 

うつ病患者が嫌いだった自分へ。

私はずっとうつ病患者との交流に消極的でした。
ネットでうつ病ブログを見るのは気分が暗くなるので避けていました(うつ病ブログ=嘆きの場、というイメージでした)。
かといって、なかなか治らない状態で「うつ病治ったよ!」という話を聞くのも苦痛でした。

とにかく自分はダメ人間で、でもうつ病と馴れ合うことが嫌で、うつ病患者同士で集まったら傷の舐め合いになっちゃうんじゃないかとかいう物凄く失礼なことを考えていて、自治体主催のうつ病患者や家族との交流会への参加も拒んで、健康な人を目指すあまりに「健康な人と同じことをやる」を病気の治療よりも優先度の高い目標にしていました。

でも、そんなあの頃の自分でも、「おどりば」なら読んでくれるんじゃないかな。
うつ病撃退を諦めずに前向きに生きる」を掲げるうつ病患者の話なら聞いてくれるんじゃないかな。
同じ苦しみを知っている人が他にもいるんだって知ったら、どん底まで自分を卑下することも無くなったんじゃないかな。
「まずは治療しなきゃじゃん!」って気付いてくれるんじゃないかな。

……なんて、全くもって手前味噌ですが、そんなことを思いまして。
「発信してくれてありがとう」の意味が、初めて実感できたというか、本当に理解できたような気がしたんです。

「こういう人間もいる」……たったそれだけのことが、誰かの心を軽くすることがあるんだな、って。

 

 

「絶対に独りじゃないよ」

どんな境遇に陥っても、「自分だけが不遇だ」ということは無いと思っています。
それが気休めになるかどうかはわからないけれど、日本中、で足りなければ世界中、探せば自分とそっくりな境遇で苦しんでいる人は必ずいるハズです。
ただ、それを知る術が無いだけ。

私はたまたま文章を書くことにあまりストレスを感じない性質だったので、寝たきりでも書けるじゃん!という理由でブログを始めました。
その結果、私とそっくりな境遇の人が私の記事を見て「私だけじゃない!」って思ってくださいました。お互いにラッキーだったと思います。

発信されていれば受信する可能性はあります、でも、そもそも発信されていなければどうやったって受信なんかできません。
TwitterやらFacebookやらブログやらが普及した今時でも、自分のことを率直に詳しく発信してる人は少数派です。発信さえしてない、あるいはできない人だってたくさんいるハズ。

私くらいの微妙な体調で、自分をガンガン発信してやろうとか思う人なんて珍獣みたいなもんでしょう(笑)
そんなのは健康でパワフルな人の専売特許ってイメージですもんね。

「こんなのは自分だけだ」っていう劣等感で苦しんでいる人には、「あなただけじゃないよ」って言ってあげたい。
あなただけじゃない、あなたが知らないだけだよ、絶対に独りじゃないよ」って。

 

 

発信することに意義がある。

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一時は「自分はうつ病患者の輪に入りたくない!」と必死だった私が、今は同じような病気で苦労している人からメールを貰って喜んでいます。同じような病気で悩んでいる人と交流することを望んでいます。

ブログって不思議なものですね。

楽なだけじゃないし、体調が悪くなれば「もう続けられないかも(x回目)」とか思うし、いつか書くことが無くなってしまうことが怖いし、月に一回くらいは「目標を見失った…」とか悩んでしまうけれど、そういうのを全部差っ引いても、良いことの方がずっと多いなぁと思うんです。

何せ、ブログのために前向きな記事を書き続けることによって、私のマインドが半ば強制的に前向きに固定されるという効果がありまして(笑)
これが結構、うつ病に立ち向かう上では、良い感じ。

たくさんの人に読んでもらえれば嬉しいし、メールを貰えたら嬉しいけれど、読まれなくなっても、メールを貰えなくなっても、「こんなんだけど生きてるぜ!」って発信し続けたいという思いを新たにした出来事でした。

メール、ありがとうございました!!
返信できていない分も全て読んで大事に保存しております!!