おどりば

ロースペックうつ病患者のブログ。寛解をめざして!

「治す気が無い」と言われるのが、今は一番ツライっていう話。

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こんにちわ、サユです。
たまには漫画を描いて投稿したいなぁと思いながらも、家族以外と接する機会が極端に少ない生活をしていると、ネタ切れになるのはどうしようもないなぁとも思っております。
というワケで、今回も今回とて文章記事です。

 

先日「他人のことばかり考えていないで、もっと自分の治療のことを考えたらどうですか?」というアドバイスをいただきました。

私は自分の余った分のエネルギーを使って、いろんなことを考えたり、ブログを書いたりしているつもりだったのですが、その方の目には「自分の治療を疎かにして、余計なことにエネルギーを使っている」というように見えるのだそうです。

そうか。そうなのか。
なるほどなぁ、って思ってしまいました。

 

今日の話は、このアドバイスを受けて考えたことをダラダラと書いていたら、かなり文字数が多くなってしまいました。
「長文読むのはしんどいんですけど」という方には本当に申し訳ない。

後半は私の現在の病状とか、ブログがいかに自分にとって大事なものなのかとか、今までにも触れてきた内容ばかりになってしまったので、前半部分だけ話半分に聞いていただけたらなぁ、なんて、思いながら投稿します。

 

これ以上できることがあるなら教えてくれ。

これは私の勝手な思い込みかもしれませんが、「本気でうつ病を治すつもりがあるの?」という問いが言葉の裏側にあるように思いました。

いやいや、もちろん、治す気はありますよ。
ちゃんと服薬してますし、病院通ってますし。
認知療法、マインドフルネス、閉鎖病棟に入院したこともあるし、電気けいれん療法からECTまで、思いつく限りの治療法は試してみました。
今も散々批判され馬鹿にされながらもお金のかかる栄養療法を実施中です。

体調が悪ければ大人しく寝ているし、体調が良い時にはストレスのかからない楽しいことをやるようにしています。
外に出るリハビリと称して月一でちょっと遠い動物園に行ったりもしてます。
大体、治す気が無かったら将来の就職のことなんて考えないし、原付の免許の勉強だってしません。今飲んでいる薬をやめない限り原付には乗れないみたいですからね!

これでもダメなら、一体どうすれば、私が「治そうとしている」ということが伝わるのでしょうか。
一体これ以上私は「治す」ために何ができるのでしょうか。

これ以上この病気のためにできることがあるというなら教えてくれ!!

切実な私の思いです。

 

「治す気があるの?」と問われる悲しみに。

治す気が無い」と言われるのが、今の私には一番ツライことなのかもしれません。

うつ病になってから15年余り、「お前うつ病じゃないだろ、ただ怠けてるだけだろ」という疑いを向けられることは殆ど無くなりました。

うつ病の所為で「30代職歴無し無職独身女」という残念な身分となっている私の無様を、自ら望んだものだと思う人は流石にいないでしょう。
私の病を「詐病」と疑うためには、この無様もまた私が望んだものであると考える必要があります。

「人生の可能性を自ら潰してまでメンヘラごっこを続ける強者」
……うん、いくらなんでも有り得ないね。

その代わりに向けられることが多くなったのが「治す気があるの?」という疑問です。

正直なところ、私が自らの意思で「うつ病絶対倒す」と思って行動を起こせるようになったのはブログを始めたよりもさらに後の話、つまり最近一年ほどのことなので、胸を張って「ずっとうつ病と戦ってきました!」とは言えません。
確かにいろいろな治療を受けてきたけれど、それは全て母親が引っ張って連れて行ってくれたから叶ったことであって、少し前までの私は「治す気力さえ失ったうつ病患者」でした。

それはそれで一つの重篤な病状なので、ある程度は仕方のないことだと思うのですが、あまり「仕方がない」を連呼しても「うつ病だからなんでも許せと言っている」という誤解を受けるので、かつてあまり治す気が無かったということは素直に認めましょう。

 

でも、今は違います。
自分の意思で、できる限りのことをしています。
そこで「治す気があるの?」と問われると、「私の努力をほんの一欠片も知りもしないクセに全否定するってどういうことなの?健常者だからメンヘラのことを思いやれなくても全て許せってことなの?」などと、肚の底がグツグツしてしまうのです。

 

ブログは「余計なこと」なのか?

これまでにも繰り返し述べてきたことですが、改めて書きます。

恐らく理解され難い話だと思うのですが、私にとってブログを書くことは、体調が最悪の時でもできる唯一のことです。
真っ暗などん底まで消えることなく届いてくれる唯一の光、とでも申しましょうか。

ブログを書くことを「余計なことにエネルギーを使っている」と評された時の私の心境を描写するならば、「唯一の光を目の前で踏み潰された」といったイメージになるでしょう。

「余計なことをしている」という指摘は「うつ病患者なら病人らしくしていないとおかしいだろう」という考えに通じるものがあります。

うつ病患者にもいろいろあって、どん底から治りかけまで病状の程度は様々です。
「ようやく楽しいことを見付けられた!やった!」と思っている患者を「そんなことしないで大人しく寝てろ」と制するのは、出鼻をくじくなどという例えでは済まないほど残酷です。
やっと生きる楽しさを見付けられそうだったのに、それを「病人らしく」の一言で潰してしまうのは、「一生暗闇の中に居ろ」と言っているようなものです。少なくとも親切ではない。

うつ病は、薬を飲んで寝ているだけではなかなか治らない病気です。
薬と療養だけでは限界が見えてしまった患者に、「行動する」タイプのうつ病治療が絶大な効果をもたらす場合があります。
治療の為に、努力の末に行動を起こした人が「余計なことをするな、ちゃんと治療しろ」と言われてしまう。
それって、あんまりな話ですよ。

 

余談ですが、冒頭のアドバイスに悪意が無いことは解っていたので、具体的にどうすれば良いのかということも尋ねました。
結局のところ、私がアドバイスに従うためにはブログをやめる他に手段が無いようだったので、議論を切り上げさせていただきましたけれども。

私にとってブログは、日々の支えであり、楽しみであり、リハビリに程良い負荷であり、治療の一環であるとさえ思っています。
私の中でこれほどの存在に成長してしまったブログを、他人の機嫌を取るためにやめることはできません。

……私の書く文章が、あるいは私自身が気に食わないのであれば、見ないでくださいね、ホントに。お願いします。
こんな辺境の弱小ブログを視野の外に追い出すのは、そう難しいことではないと思うのですよ。

 

改めて、私の病状について。

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私は障害者手帳の2級を所持しているくらいですから、それなりに重症です。
日常生活に支障が出る程度には重症です。

しかし、再三申し上げている通り、身体症状ばかりが重いタイプのうつ病患者なので、頭の中はわりと元気だったりします。
身体だけがクソ重いです。

普通の生活には支障があるけれど、思考する分には特に問題ありません。
頭の回転は速いとは言えないけれど、不自由はしない程度です。

この「特に支障の無い部分」を使ってブログを書いている所為で、お前は本当に病気なのかとか、手帳2級は詐欺だとか、色々言われる結果になっておりますが、一番ブログに反映される部分が比較的マトモなので必然の結果であるとも言えます。

まぁ、どんなに疑われても事実は変えようがありませんけれども。

うつ病患者なのに大人しくしていない」というのが、健常者だけではなく、時には同じ病気の人や「メンヘラ」と呼ばれる人達からも、私が違和感を抱かれる理由であるらしい……ということが、今回のことで判りました。

私は弱いし頭も悪いしお金も無いので、自分の力で誰かを救おうとすることはとっくに諦めています。
そんなことをする前に自分の無様な身の上を何とかしろという話(切実)

ただ、全ての病人が「病人らしく」することによって発信をやめてしまったら、独りぼっちの病人だらけになってしまう、という考えを持っています。

同じような悩みを抱えている人や、同じような苦しみを味わっている人の存在を知ることは、治療の上では直接役には立ちませんが、精神的な支えにはなります。

……「自分だけじゃない」って思うと、ちょっと安心しませんか?
私は安心します。
この「安心」を、私はとても大切なものだと思っています。

「自分だけじゃない」ということを知るためには、誰かが発信する必要があります。
誰も発信しなければ、誰も受信できません。

もちろん、病人が自分のことを発信するかしないかは全くの自由ですよ。
発信するのは楽なことじゃないですし、余裕がある物好きや、何か確固たる意志を持っている人だけがやればいいと思ってます。

私は、食事も喉を通らない・風呂も入れない・眠れない・死にたい……そんな状態になっても、何故かブログだけは書ける変人です。

それじゃあ、折角書けるんだから、発信しようじゃないか

私がブログを書く動機なんてそんなもんです。
誰かのためになったらもちろん嬉しいけれど、それ以前に私のためになるからやっています。
発信することによって、自分がひとりぼっちじゃなくなるからやっています。

時々「うつ病患者のため」みたいなことを言い出しますが、私だってうつ病患者の一人です。回り回って結局は自分のためです。

 

私は自分の治療に全力を尽くしています。尽くしているつもりです。
ブログをやる余裕さえ無くなったら、その時の私はかなりヤバイ状態だと思います。
治そうとしているんだよ、できればそれだけは解ってほしいよ、というお話でした。